一画一画を丁寧に書いた大作「造像記」と増田かん菜さん=小野高校
一画一画を丁寧に書いた大作「造像記」と増田かん菜さん=小野高校

 小野高校(小野市西本町)書道部部長で3年の増田かん菜(な)さん(17)が、高校生活の集大成として、中国・北魏時代の楷書の大作「造像記」を書き上げた。高さ8尺(約2・4メートル)、幅2尺(約0・6メートル)の紙1枚に2年間練習し続けた字体で約600文字を一画一画、丁寧にしたためた。全国高校総合文化祭の書道部門に同校を代表し出展する。(坂本 勝)