加東市特産のこいのぼりと、市にゆかりがあるアユをデザインしたルアーを同市と市観光協会が開発、人気を集めている。同市の「播州鯉(ごい)」や、アユ釣りの名所で知られる闘竜灘にちなんだもので、ルアーはこれも特産の「播州針」を踏まえた。社高校生がキーホルダーとして提案したアイデアが発端で、7月には新作を発売した。市によると、行政がオリジナルのルアーを手がけるのは全国でも珍しいという。(金井恒幸)
同協会などは2021年、こいのぼりとアユを合わせた「鮎のぼり」をイベントなどで活用。交流サイト(SNS)などで人気を集めるようになった。