「オープンスペース」を運営する市橋拓也さん=三木市吉川町大畑
「オープンスペース」を運営する市橋拓也さん=三木市吉川町大畑

 5年前に閉校した旧中吉川小学校(三木市吉川町大畑)は昨年、釣り堀のある体育館や犬と遊べる校庭など、学びやの面影を残したレジャー施設「オープンスペース」に生まれ変わった。釣り上げた魚を揚げて食べることもでき、週末や大型連休には県外からも多くの行楽客が集う。

 30年前、高校の進路相談で「釣り用品の開発がしたい」と訴え、教師には「何を夢みたいなことを」と言われた。当時、身近に国内屈指の釣り具メーカーがあることは知らなかった。さほど興味もない大学に進んで中退し、29歳で子どもの頃から愛用していた釣りの仕掛けを製造する吉川町の「ハヤブサ」に入社。ベトナム工場の立ち上げに携わり、主力商品であるサビキやルアーなどの商品開発に打ち込んだ。