左は経済評論家・ジャーナリスト内橋克人氏。シンポに登壇する元キャスター国谷裕子氏(右上)と東大名誉教授の神野直彦氏(右下)
左は経済評論家・ジャーナリスト内橋克人氏。シンポに登壇する元キャスター国谷裕子氏(右上)と東大名誉教授の神野直彦氏(右下)

 神戸の生んだ経済評論家・ジャーナリストの内橋克人氏の功績を顕彰するシンポジウム「共生と平和のジャーナリスト・内橋克人の目指した地平」が10月4日、神戸ハーバーランドの神戸新聞松方ホールで開催される。

 神戸新聞社主催。兵庫県立大、NHK神戸放送局後援。会場は三宮のアンカー神戸を予定していたが、応募多数のため、松方ホールに変更する。

 内橋氏は1932年、神戸市須磨区生まれ。神戸商科大(現兵庫県立大)卒。神戸新聞記者を経て独立した。共生経済の可能性を追求し、食料、エネルギー、ケアが地域内で自給できる経済社会を指し示した。「匠(たくみ)の時代」など著書多数。神戸新聞客員論説委員も務めた。2021年9月、89歳で死去した。

 シンポでは親交のあった元キャスター国谷裕子氏が基調講演。実弟内橋伸二氏のあいさつの後、東大名誉教授の神野直彦氏▽元NHKプロデューサー棚谷克巳氏▽元岩波書店編集者の高村幸治氏-の3氏が内橋氏の人と思想について語り合う。司会は神戸新聞特別編集委員の加藤正文。

 シンポは午後1時半開演。定員500人。参加無料、応募多数の場合は抽選。添付のQRコードから申し込む。24日締切。

 神戸新聞社メディアビジネス局「内橋克人シンポジウム」係TEL078・362・7077(平日午前10~午後5時)

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