路上で拾ったリュックサックを交番に届けたのに、警察官の隙をついて中にあった現金７千円を盗んだとして、兵庫県警長田署は１０日、窃盗の疑いで、神戸市垂水区の会社員の男（２４）を逮捕した。
逮捕容疑は１０日午前５時２５分ごろ、長田署水笠交番で、署長が管理する現金７千円を盗んだ疑い。「リュックサックに入っていた財布から現金を盗んだことに間違いない」と容疑を認めている。
署によると、男は交番から約２００メートル東の路上でリュックサックを拾い、交番を訪れた。応対した男性署員と一緒に、中の現金やカードなどを確認。署員が目を離した隙に、机の上にあった千円札７枚を男がポケットに入れたという。
男は当初「知らない」と否定していたが、現金を盗む場面が交番内の防犯カメラの映像に写っていたという。
