兵庫県警伊丹署は9日、高校3年の兄(17)を包丁で刺したとして、殺人未遂の疑いで、伊丹市内の中学2年の男子生徒(14)を逮捕した。兄は首の後ろを切られ、全治3週間のけが。命に別条はないという。
逮捕容疑は9日午前1時10分ごろ、自宅で就寝中だった兄を刺して殺害しようとした疑い。容疑を認めているという。
同署によると、兄は刺された後の同日未明、出血した状態で同署を訪れ「家で寝ていたら誰かに刺された。痛みで起きたら弟はいなかった」と説明。同署から病院に搬送された。警察官が自宅マンションに駆けつけたところ、建物前で弟の生徒を発見した。
生徒は「家にあった包丁で兄の首を突き刺した。殺すつもりだった」と供述。2人兄弟で、当時、自宅に両親は不在だった。同署は兄弟間でトラブルがあったとみて、動機などを調べている。
























