神戸地裁=神戸市中央区橘通2
神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 違法薬物を密売したなどとして、麻薬特例法違反などの罪に問われた男3人に対する裁判員裁判の判決公判が16日、神戸地裁であり、渡部五郎裁判長は、主犯格で韓国籍の無職の男(56)=大阪市西区=に懲役8年6月、罰金300万円(求刑懲役10年、罰金300万円)を言い渡した。

 他の2人のうち、住所不定無職の男(45)は懲役6年6月、罰金200万円(求刑懲役8年、罰金200万円)▽大阪府高槻市の建設作業員の男(49)は懲役6年6月、罰金200万円(同懲役9年、罰金200万円)。また3人に連帯して約2450万円の追徴金を納めるよう命じた。

 判決によると、3人は共謀し2023年10月~24年4月、少なくとも8人に有償で覚醒剤を譲り渡すなどした。量刑理由で渡部裁判長は「2450万円を超える売り上げを得て、大量の違法薬物を社会に流通・拡散させた。役割分担して効率的に密売を継続し、犯情は悪い」などと述べた。