三田市は14日、同市福島の山中で有害鳥獣の駆除活動を実施した11日に、シカと猟犬が県道に飛び出し、車2台と接触する事故があったと発表した。2台は前方部分が破損したが、けが人はいなかった。
市によると、猟友会員らでつくる市鳥獣被害対策実施隊の11人が同日午前、地区や農会の依頼で県立有馬富士公園近くの山中でシカの駆除に従事していた。
活動開始から5分後の9時半ごろ、シカ1頭が県道に飛び出し、市外の女性が運転する車と衝突。同55分ごろには、別のシカを追っていた雑種の猟犬も市内男性の車とぶつかった。
市農村整備課はシカが飛び出した原因について「過去の活動では例がない方向へ逃げ込んでしまった」と説明。猟犬はGPSで位置を確認し監視員が近くで待機していたが、「一瞬の出来事で対応できなかった」という。
市は保険会社と協議し、猟犬が接触した車には賠償を行う一方、シカの衝突は活動との明確な因果関係がないとして賠償しない方針。今後は幹線道路沿いなど、交通事故の発生リスクが高い場所での活動を中止するという。(谷川直生)























