今年の干支(えと)「丑(うし)」をテーマにした「第53回丑年賀状版画コンクール」(神戸新聞社など主催)の作品展が神戸市灘区王子町3の王子動物園で開かれている。入賞作品72点が並ぶ。12日まで。
きりっとした表情のウシや、カラフルに色づけされた作品など個性派ぞろい。ウシの家族が仲良く並ぶかわいらしい作品もある。
前年に比べ応募数は減ったものの、3~82歳と幅広い層から991点の応募があった。その中から、神戸市長賞など特別賞に7作品、金賞15作品、銀賞50作品が選ばれた。
家族と訪れた中央区の男性(70)は「どれも力作で見応えがあった。年賀状もだんだん書かれなくなってきたから、こういう取り組みは楽しい。今年はいい年になるといい」と笑顔だった。
午前9時~午後4時半(入園は同4時まで)。入園料は高校生以上600円、中学生以下と県内在住の65歳以上は無料。入賞作品は14日から、さんちか花時計ギャラリーでも展示される。(坂井萌香)
