声優の語りに沿ってオルゴールを演奏する朗読劇「月色のオルゴールを探して」が、神戸市灘区六甲山町の六甲オルゴールミュージアムで開かれている。アニメ「鬼滅の刃」などで活躍する人気声優2人が、時空を超えた物語の世界へいざなう。(吉田敦史)
同ミュージアムがさまざまなアーティストと共同で上演する「オルゴールシアター」の一環で、声優による朗読は初めて。アニメ「銀魂(ぎんたま)」の主人公坂田銀時役や「鬼滅の刃」の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)役を務める杉田智和さんと、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」の東方(ひがしかた)仗助役、小野友樹さんがオリジナル脚本を朗読した。
杉田さん演じるカフェ店主ニコルと人形のマリア、小野さん演じる苦学生レイが、約100年前の英国や米国へタイムスリップしてオルゴールを探す筋書き。1900年ごろのドイツ製ディスクオルゴールなどを生演奏する。
14日まで前編で、15日から後編に切り替える。3月21日まで。30分間で、一日4回上演。木曜休み。
3月13日午後5時15分からは小野さんが「月色の-」の特別編を朗読後、トーク。小野さんの楽曲を使用した限定オルゴールが付く。定員50人。6800円。ライブ配信は3150円(オルゴールは別)。2月15日から同館のサイトで予約する。同ミュージアムTEL078・891・1284
