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西村公秀社長(左)から支援物資を受け取る木原康樹院長=神戸市中央区港島南町2
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西村公秀社長(左)から支援物資を受け取る木原康樹院長=神戸市中央区港島南町2

 新型コロナウイルス感染症の最前線にいる医療従事者を支えようと、神戸トヨペット(神戸市兵庫区)は11日、重症患者らを受け入れる神戸市立医療センター中央市民病院(中央区港島南町2)へ飲料水などを寄贈した。

 同病院から「コロナに対応する臨時病棟が高温かつ乾燥しているので、防護服を着ると大量の汗をかく」と聞いた同社。手軽に水分補給できるよう、感謝のメッセージがラベルに書かれたペットボトルの水を継続して1年間届けるという。

 また飲料水の他、防護服(750着)、フェースシールド(2400個)、子ども用マスク(200枚)、ゴーグル(200個)も贈った。

 11日の寄贈式では、同社の西村公秀社長(52)が「命のために懸命に働く皆さんの負担を、少しでも軽減できたら」とあいさつ。木原康樹院長(66)は「心温まる寄付に勇気をもらった。医療活動に磨きをかけていきたい」と感謝を述べた。(名倉あかり)

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