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たちばな湯の前に設置された「銭湯がちゃ」=神戸市兵庫区荒田町1(神戸市提供)
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たちばな湯の前に設置された「銭湯がちゃ」=神戸市兵庫区荒田町1(神戸市提供)
神戸市銭湯アンバサダーに就任したサーカスフォーカスのポスター (c) 2021 CircusFocus
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神戸市銭湯アンバサダーに就任したサーカスフォーカスのポスター (c) 2021 CircusFocus

 神戸市内35軒の銭湯が加盟する市浴場組合連合会は、市内の銭湯の活性化プロジェクトに取り組むと発表した。市の高齢者見守り事業に参加するほか、銭湯を愛する男性2人組の音楽グループ「サーカスフォーカス」を神戸市銭湯アンバサダーに任命。同グループの楽曲「いい湯だな」を市内銭湯の公式テーマソングに認定する。(長谷部崇)

 浴場組合に加盟する市内の銭湯は1990年に229軒あったが、利用者の減少や営業者の高齢化に後継者不足、阪神・淡路大震災による被害などで、この30年で85%減った。

 一方、銭湯は地域コミュニティー機能のほか、災害時には被災者らに入浴機会を提供する役割を担っており、同連合会と市は2017年、銭湯の持続的経営や地域福祉の向上などを目指す協定を締結。市企画調整局つなぐラボのプロデュースで、活性化プロジェクトを企画した。

 高齢者見守り事業は、高齢者と関わりのある民間事業者が異変に気付いた場合、高齢者の介護相談窓口「あんしんすこやかセンター」に連絡し、安否確認や見守りにつなげる仕組み。「銭湯のお客さんは半分以上が高齢者。自然な形で見守ることができる」と同連合会の丸岡伸年会長。緊急時に備え、持病や連絡先を書き込んでおく「安心カード」「安全シート」も各銭湯に置く。

 また、新たな客層を取り込む実証実験として、たちばな湯(兵庫区荒田町1)で28日まで、近隣店舗も含めた割引券、タオルやせっけんなどの銭湯グッズなどをカプセルに詰めた「銭湯がちゃ」(1回300円)を設置する。

 サーカスフォーカスのポスターは各銭湯に掲示。QRコードから「いい湯だな」を試聴できる。ライブの前後やミーティングで銭湯に入るという同グループのリトルビーさん(39)とイチさん(35)=いずれも灘区在住=は「裸の方がリラックスしてアイデア豊富に語り合える。銭湯は独特の音の響きがあるので、いつかライブもしてみたい」と話した。

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