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スペインの給食を食べる園児たち。栄養士の渡邊摩耶さん(右から2人目)が企画した=神戸市長田区長田天神町1、名倉幼稚園
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スペインの給食を食べる園児たち。栄養士の渡邊摩耶さん(右から2人目)が企画した=神戸市長田区長田天神町1、名倉幼稚園
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 今夏開催予定の東京五輪・パラリンピックを前に、名倉幼稚園(神戸市長田区長田天神町1)が、園児たちに世界の国や地域の料理を給食で紹介している。題して「もう一つのオリンピック」。園児だけでなく、保護者向けにも同園の写真共有アプリ「インスタグラム」で、メニューを紹介する。(鈴木雅之)

 五輪・パラをきっかけに、給食を通していろいろな国の歴史や文化に触れてもらおうと、同園で給食調理を担当する栄養士の渡邊摩耶さん(38)が企画した。昨年1月から月1回を「世界の料理」の日として、これまでにアメリカやロシア、インド、メキシコなど、10カ国の料理を振る舞ってきた。

 今年3月はスペイン。メインはパエリアで、現地では塩味で親しまれているというチュロスや、羊飼いたち伝統のにんにくスープ「ソパ・デ・アホ」などが並ぶ。

 おやつは外側を黒く焦がした濃厚な味が特徴の「バスク風チーズケーキ」。毎回、その国のシンボルをかたどって作るクッキーも登場する。今回は牛の形だった。「なんで牛なの?」という児童の声に、先生がすかさず「マントを広げてるとこに牛さんが走っていくやつ、見たことない?」と、スペイン名物の闘牛を解説してみせた。

 「見た目にも給食を楽しみながら、自然とその国の文化を学べる調理を心掛けている」という渡邊さん。「まだ見たことのない国々への想像を膨らませる、子どもたちの姿がうれしい」と話す。

 4月までの予定だったが、園児たちの好評を受けて6月まで延長するという。

 名倉幼稚園のインスタグラム(@nagura_youchien)では、世界の料理と共に、毎日の給食の献立も紹介している。

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