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今後が注目される須磨海浜水族園のラッコたち=神戸市須磨区
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今後が注目される須磨海浜水族園のラッコたち=神戸市須磨区

 2月末で本館以外が閉鎖した須磨海浜水族園(神戸市須磨区若宮町1)を取り上げた連載「ガーじぃが見たスマスイ」の掲載後、読者から「2匹のラッコはどうなるの?」との声が寄せられた。ラッコは国内に5匹しか飼育されていない。2匹は22歳と高齢で、今後の行方が不安視される。早速調べてみた。(小谷千穂)

 同園にいるのは、雄のラッキーと雌の明日花。国内最高齢のラッキーは新潟市の水族館から移り、明日花は須磨で生まれた。すいすい泳いだり、毛繕いをしたりと愛らしいしぐさで観客を楽しませてきた。

 一方で、国内のラッコ仲間の数はここ20年で激減。2月に福岡市の水族館で1匹が死に、残り5匹になった。海外からの輸入が途絶えた上、高齢化が進み繁殖が難しくなったことが影響している。

 本館以外が閉鎖された須磨海浜水族園では、ペンギンや淡水魚は、本館への引っ越しが決まっているが、ラッコ2匹の行き先は発表されていない。同園の広報によると、「2024年3月のリニューアルオープンまでに須磨で2匹を展示することはない」という。

 ならば、別の水族館で会えるのか。同園は「詳しい受け入れ先はまだ言えないが、可能性はある」。ただ、環境が合わず、体調を崩すかもしれないため、飼育はしても、展示しないということもあるという。

 新施設の展示計画も未定だ。ラッコの寿命は15~20歳と言われるが、新施設オープン時、2匹は25歳。再び同園でお目にかかれるかは誰にも分からない。

 現在について聞くと、「大好きな伊勢エビを食べて、元気に過ごしてますよ」とのこと。相変わらずのVIP待遇で、当分は心配なさそうだ。

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