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デザインが完成した朝食用プレート(手前)と製作した神戸芸術工科大の学生ら=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子
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デザインが完成した朝食用プレート(手前)と製作した神戸芸術工科大の学生ら=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子
「宝箱」をイメージした、2段重ねのプレート=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子
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「宝箱」をイメージした、2段重ねのプレート=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子

 ホテルセトレ神戸・舞子(神戸市垂水区)が、神戸芸術工科大(同市西区)の学生と朝食用の木製プレートづくりを進めている。地域密着を掲げる同ホテルが「大学も大事な地域資源」と、新型コロナウイルス禍で制作の場が少なくなった同大生との共作を企画。昨秋から半年かけて今年3月にデザインが仕上がった。量産して5月中旬にもお披露目される予定だ。(大盛周平)

 ホテルセトレ神戸・舞子は、コロナ禍で一時臨時休業を余儀なくされるなどした。学生たちもオンライン授業などで通常よりも制作機会が制限された。ともにコロナにほんろうされた一年。同大と以前からつながりがあったことなどから、地元密着を掲げるホテル側がプレートづくりを提案した。

 両者は昨夏に共作を始めた。参加学生は、家具製作などを学ぶ「プロダクト・インテリアデザイン学科」を中心にした2~4年(当時)の5人。授業の合間に打ち合わせを週1回程度重ね、ホテルで使う食材の生産者に直接取材するなどしてイメージを膨らませた。

 プレートのイメージは、「『宝箱』を開ける時のような気分に」。直径約30センチの円形プレートを、2段重ねてふたで閉じる様式にした。地元を意識して六甲山のスギの間伐材を使用し、朝食を瀬戸内海を望む客室で食べることも想定して、既存の木目で波紋を表現した。淡く黒み、赤みがかった色に染めており、染料は淡路産タマネギの皮とコーヒーの出がらしを再利用した。

 学生が考えたプレートに添える朝食の紹介文もほぼ固まり、4月中に納品する予定。リーダーを務めた3年の水瀬健斗さん(20)は「使う人のことを考える姿勢を、ホテルの方々や生産者から学ぶことができた」。同ホテルは「地域の素材を余すことなく活用した朝食になる。どきどき、わくわくした気持ちになってもらい、一日の活力にしてほしい」としている。

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