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時計2021/5/4 05:30神戸新聞NEXT

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明治後期、イギリス人技師の設計で建てられた英国館=神戸市中央区北野町2
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明治後期、イギリス人技師の設計で建てられた英国館=神戸市中央区北野町2
ビートルズのレコードジャケットで有名な「アビー・ロード」の神戸版=神戸市中央区北野町、北野坂
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ビートルズのレコードジャケットで有名な「アビー・ロード」の神戸版=神戸市中央区北野町、北野坂
アンティーク家具や調度品が並ぶロビー=神戸市中央区中山手通3、神戸トアロード ホテル山楽
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アンティーク家具や調度品が並ぶロビー=神戸市中央区中山手通3、神戸トアロード ホテル山楽
フィッシュ&チップス 人気不動
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フィッシュ&チップス 人気不動

■ガーデン、野趣にあふれ

 開国によって1868年、神戸は海外に開かれ、欧米人が続々と足を踏み入れた。今は異人館街となっている神戸市中央区の北野周辺に最初に住んだのは、イギリス人と伝わる。その一角に、現在は「英国館」(中央区北野町2)と呼ばれる建物がある。

 1909年、英国人の設計で建築。改装はされたが造りはそのままという。重厚な家具や調度品に囲まれ、タータンの敷物の上を歩けば、バグパイプの音色が聞こえてきそうだ。

 窓から外をのぞくと、自然の景色のようなイングリッシュガーデンが広がり、早くもここが神戸であることを忘れ始める。イギリス式の色合いや花を添えた食卓は、四季折々で内容を変えるという。「何度来ても楽しんでもらえるよう工夫しています」。運営会社のスタッフはそう話す。

 シャーロック・ホームズの部屋を忠実に再現した一室は小物にまでこだわり、「本場英国に次ぐ素晴らしさ」と評されているとか。

 館を出て西に向かう。北野坂の頂上付近には「神戸のアビー・ロード」と呼ばれる場所がある。ビートルズのレコードジャケットで有名な、横断歩道のあるあの場所だ。車が通らないタイミングを見計らって記念写真を撮った。

 トアロードを下り、「神戸トアロード ホテル山楽」(中央区中山手通3)に到着。ロビーにはアンティーク家具が並び、ビートルズの音楽が流れる。洋書やロンドンバスの模型が彩りを添える。

 客室に案内してもらった。落ち着いた色合いの調度品、ゆったりとした洗面空間-。一部の部屋では床をフローリングにするなど、細部まで英国風に。つい長居してしまいそうだ。「単に泊まるだけではなく、異国情緒豊かな神戸らしく特別な空間にしたいと思っています」。同ホテル宿泊部の中西功さんは話す。

 玄関横には、ユニオンジャックをあしらった真っ赤な英国車・ミニクーパー。助手席のテディベアと一緒に、運転席で記念写真をもう1枚。仕上がったアルバムを見せれば、友人も驚くだろう。(安福直剛)

    ◇

 コロナ禍で遠出もままならず、海外旅行はなおさら。だけど地元神戸には、まるで外国に行ったと錯覚するような多くのゆかりの施設があり、神戸観光局も昨夏、ウェブサイト「神戸で海外旅行」を立ち上げ、さまざまなスポットを紹介しています。こんなご時世ですが、新聞紙上で少しでも海外旅行気分を味わってもらえるよう、記者が神戸各地を取材しました。

    ◆

 英国館とオールドイングランドは、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたため、現在休業中。

■フィッシュ&チップス 人気不動

 白身魚のフライにポテトを添える「フィッシュ&チップス」は、英国料理の代表格。本場のパブさながらに、重厚な内装で客を迎える「オールドイングランド」(中央区中山手通1)でも、長年にわたって不動の人気1位のメニューだ。

 本場では自分で味付けをする習慣があるため、ほとんど無味で出されることが多いとか。同店ではそのままでも食べられるよう、衣の調味料で味を整えている。

 店には多くの国籍の人たちが集う。タルタルソース、ビネガー、ハーブソルト-。自分流に“調理”するのもまたおいしい。

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