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 新型コロナウイルスの感染者が急増した3月以降の「第4波」で、神戸市内のクラスター(感染者集団)は20日までの発表分で計69件発生し、「第1~3波」とされる昨年3月~今年2月の累計(72件)に匹敵する勢いだ。県立高校など、学校でのクラスターも相次いでいる。(長谷部崇)

 「第3波」までに市内の学校で発生したクラスターは8件計90人だったが、「第4波」では13件計191人に上る。校内での対策は緩めておらず、背景には変異株の感染力の強さがあるとみられる。目立つのが県立高校のクラスターで、5件計92人と、1件当たりの感染者数も多い。市健康局や県教委によると、マスクを外す昼食時や部活動の着替えで感染したとみられるケースが顕著だという。

 市立の小中学校では、教員が教室で昼食を一緒に取り、机を寄せたりせず、前を向いたまましゃべらない「黙食」を徹底している。一方、高校の昼食は大抵生徒だけになり、席を移動して友人と食べていた生徒が感染した事例もあった。教員1人と生徒22人が感染した高校では、主に同じ更衣室を利用していた二つの部活で感染が広がった。

 市健康局の担当者は「自主性に任せる場面が増える高校生には、どう意識を持ってもらうかが難しい」とし、対応に苦慮している。

 県教委は県立高に対し、登下校時の会話や昼食時、部活の着替え時など、マスクの着用がおろそかになる場面について注意を呼び掛けている。高校によっては、昼休みに教員が教室を見回ったり、晴れの日は屋外で着替えさせたりする所もあるという。県教委の担当者は「感染対策は待ったなしの状況で、ある程度強制力を持った指導もやむを得ない」と話す。

 このほか、4月に35人感染のクラスターが発生した専門学校では、主に学生寮の中で広がったという。

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