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「ビーサン発祥の地」をPRしようと作られたビーチサンダルの試作品=神戸市長田区大橋町1
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「ビーサン発祥の地」をPRしようと作られたビーチサンダルの試作品=神戸市長田区大橋町1

 ビーチサンダル(ビーサン)を初めて世に送り出した「ビーサン発祥の地」の神戸市長田区で、一度は途絶えた製造の復活を象徴するビーサンが完成した。地元の抽象画家が協力し、3種類をデザイン。ビーサンの形に抜き取れる四角い板状で販売され、履かない時は部屋に飾ることもできる。28日まで、インターネットで製造資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施している。(吉田敦史)

 ビーサンは1950年代、ゴム工業が盛んな同区で初めて作られ、世界に広まった。海水浴ブームなどで80年代までは盛んに製造されたが、次第に海外製が増え、95年の阪神・淡路大震災により同区での製造は途絶えた。

 姿を消した国産ビーサンを復活させようと立ち上がったのが、海外製ビーサンを扱う企業にいた中島広行さん(48)=東京都。かつて長田に工場のあった兵庫県稲美町のゴム製品製造会社「兵神化学」と協力して2006年に製造を開始。13年には専門メーカー「TSUKUMO(ツクモ)」を興した。現在は主に、長田や同町の別の工場で作ったビーサンの台になるゴム板と鼻緒を、兵神化学で裁断して組み立てている。

 再起した地場産業を広く知ってもらおうと、長田区とツクモは3月に事業連携協定を締結。その取り組みの一環で今回のオリジナル商品を企画した。

 長田にアトリエを構える抽象画家CBA(シーバ)さんがデザインしたのは、3種類。長田を連想する記号やアルファベットの「N」、「ビーサン発祥地」「鉄人28」などの文字をあしらった。板状のまま室内に飾っておくことで、いざという時の室内履きにもできる。

 CFでは3500円でどれか1種、1万円で全3種を応援購入できる。CFサイト「Makuake(マクアケ)」で「飾れるビーチサンダル」と検索する。

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