神戸市は10月から、経済的な事情で学習塾に通えない中学生を、大学生が無料で学習指導する取り組みを市内3カ所で始める。現在、講師役の学生、拠点を運営する地域の団体やスタッフを募集している。勉強だけでなく、生徒の学習意欲を高めるため、地元企業の社員が学ぶ意義を語る講座もある。市内学習塾のノウハウも取り入れ、地域を挙げて生徒たちの学びを支援する「寺子屋」を目指すという。(初鹿野俊)
大学の調査などによると、収入が低い世帯の子ほど学力テストの正答率が低い傾向がみられ、家庭環境が学習機会の格差に結び付く懸念が指摘されている。市はこれまで、放課後の居場所づくりの一環で宿題の見守り事業などを実施。コロナ禍の休校長期化を受け、困窮世帯の生徒向けに大学生によるオンライン授業も始めている。









