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東日本大震災の被災地・岩手で活躍し、今後は神戸のまちづくりに役立てられることになった「えほんカー」=神戸市中央区、東遊園地
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東日本大震災の被災地・岩手で活躍し、今後は神戸のまちづくりに役立てられることになった「えほんカー」=神戸市中央区、東遊園地
東遊園地の歴史をたどるパネル展示=神戸市中央区、東遊園地
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東遊園地の歴史をたどるパネル展示=神戸市中央区、東遊園地

 東日本大震災後に被災地の岩手県で活躍し今春神戸の団体に引き取られた、軽トラックを改造した移動図書館「えほんカー」を活用する試みが、神戸・三宮の東遊園地(神戸市中央区)で始まった。東遊園地利活用の社会実験「アーバンピクニック」(8月1日まで)の会場に置き、希望者が日替わりで個展や雑貨販売、ワークショップの場として利用している。(上杉順子)

 えほんカーは、荷台に書棚を取り付けた軽トラック。東日本大震災直後から続くボランティア「3・11絵本プロジェクトいわて」が、津波のため図書館が使えなくなった市町を巡り、全国から寄贈された本を小学校や幼稚園に届けてきた。

 復興が進んで使用機会が減り、同プロジェクトも震災後10年の区切りで今春活動を終えたため、6台のうち1台を神戸で活用することに。東遊園地でにぎわい拠点施設の整備を担う工務店の経営者、村上豪英さん(48)の会社に無償譲渡された。

 アーバンピクニック初日の今月17日は、絵本プロジェクトにも関わった兵庫区の画家高濱浩子さん(52)が個展の場所として利用。使用済み切手を組み合わせて作ったポストカードを書棚に展示し、カードを作るワークショップも開いた。

 えほんカーはアーバンピクニックでの利用方法を参考にして、9月ごろに使いやすく改装する予定。作業には、神戸芸術工科大でカーデザインを学ぶ学生も参加する。村上さんは「公共空間を臨時で活用する取り組みはこれからも続く。公園に人が集まる時など、いろんな人に車両を使ってほしい」と話している。

 アーバンピクニックは午前11時~午後6時。水曜定休、雨天中止。会場では、今秋再整備工事が始まる東遊園地の歴史をまとめたパネル展も開催している。

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