子どもの保育を考える講演がこのほど、神戸市長田区久保町6の子育て総合支援施設「KIT(キット)」であった。子どもが通う同市須磨区の保育園で、保育士の一斉退職を経験した保護者が企画。1978年、市民が工夫を凝らして立ち上げた梶原ピッコロ保育園(大阪府高槻市)の元理事長らが、設立時の思いや業界の課題を語った。(小谷千穂)
神戸常盤大(神戸市長田区)が主催。昨年8月、労働条件のトラブルを機に保育士全員が一斉退職した、同市須磨区の企業主導型保育園に子どもを通わせていた同大の女性職員が企画した。「国の待機児童対策は『質より量』になってないか。今の日本で、真剣に考えられた仕組みはあるか」と不信感を抱いたことが、開催の動機になったという。
講演会には、梶原ピッコロ保育園の設立に関わった社会福祉法人「四季の会」の元理事長堀内雅代さん(73)と、元理事山本健治さん(77)が登壇。同園は、1970年代のベビーブームで保育園や幼稚園が不足する中、「自分たちでユニークな保育をしたい」と保護者らが中心となって建てたという。
同園では子どもを“一人前”として扱うため、保育士を「さん」付けで呼ばせたり、食の大切さを伝えるため、野菜を育てたりみそを手作りしたり。子どもの権利条約や食育基本法が制定される前から、そうした活動に取り組んでおり、山本さんは「理念が最初にあって、それに見合う人材や場所があったからこそできた」と振り返った。
堀内さんは、待機児童解消に向けて2015年に改正された国の「子ども・子育て支援新制度」を問題視。小規模保育をビルの一室で運営している事業者もおり「どのぐらいの子どもでいくら稼げるかといった、サービス業になってしまっている」と危惧する。
また保育士の職場環境についても「働く大人が大事にされない保育園で、より良い保育を望むのは難しい」と、職員がストレスなく働ける環境が大事だと訴えていた。
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