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鶏肉のうま味とアワの食感が楽しめる
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鶏肉のうま味とアワの食感が楽しめる
「タンチーム」を手にする本山尚義さん。家族愛の象徴という「サイチョウ」をパッケージに描いた=神戸市東灘区魚崎南町3
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「タンチーム」を手にする本山尚義さん。家族愛の象徴という「サイチョウ」をパッケージに描いた=神戸市東灘区魚崎南町3

 ミャンマーで続く市民への弾圧に目を向けるきっかけにしてもらおうと、神戸市東灘区魚崎南町3で「世界のごちそう博物館」を営む本山尚義さん(55)が、同国西部チン州の郷土料理「タンチーム」の販売を始めた。旧知のミャンマー人青年の故郷で親しまれている鶏肉とアワのおかゆで、コンソメ風の優しい味わい。1袋当たり20円をミャンマー支援に役立てる。(新開真理)

 本山さんは若い頃、アジアや欧米、中東など30カ国を旅し、現地の家庭や店で地元料理の作り方を習得。帰国後は神戸市で飲食店を営みつつ、日本に住む外国人らから故国の味を教わり、日本が国として承認している196カ国全ての料理を身に付けた。現在は約60種のレトルト食品を製造、販売している。

 タンチームの製造、販売は、8年前に知り合ったテュアン・シャンカイさん=東京都=との縁から生まれた。シャンカイさんは難民として来日した両親を持ち、関西学院大に在学中、食を通じて難民問題を発信する活動を展開。共感した本山さんは、当時営んでいた店でミャンマー料理を提供し、収益の一部を寄付してきた。

 今年2月のクーデター後、シャンカイさんは、両親の故郷であるチン州でも家族や自宅を奪われた人々がいることをフェイスブックで発信し、支援を開始。本山さんが「自分にできることはないか」と連絡し、タンチームの発売につなげたという。

 山岳地帯にあるチン州は米の栽培が難しい。本山さんは「タンチームはアワをおいしく食べる知恵から生まれた料理。常温でも食べやすく、非常食にも向いている」と話す。1袋702円(送料別)で、うち20円がシャンカイさんを通じて現地の支援に役立てられる。インターネット販売のみ。問い合わせはTEL078・431・5021(平日のみ)

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