（上から届け出順）

■個人の力支える基盤を　今泉真緒氏（４２）立・新

　小選挙区制度が始まって以来、兵庫４区から出る初めての女性候補者になる。子育てする母親として、また科学技術の分野で培った経験を総動員したい。

　国民そっちのけで政治が行われている間に格差は広がり、置き去りにされる私たち。しかしここには、政党や立場などを超えた多様な人々が、社会をよくしたい、政治を変えたい思いで集まっている。

　４区でたくさんの困っている人の話を聞いてきた。少子高齢化が進むなど日本の課題が詰まった地域だ。しかし、若者がいないならば７０代が９０代を支えればいいと言う人もいる。また、新しい試みをする農家もいる。みなさん一人一人の力がこの地域にはある。課題があるからこそ向き合う人々がいて希望がある。

　個人の力が発揮できる基盤を政治が支えるようにすれば、必ずや４区から希望を日本全体に広げられる。衆院選は日本の流れを変える契機になる。未来を楽しみにできるように、みなさんと手を携えて共に闘っていきたい。

■地方から国を変えたい　赤木正幸氏（４６）維・新

　今回が、私が兵庫で戦う初めての選挙になる。全力で戦い抜くので、ぜひ顔を覚えて一票を投じてほしい。

　日本維新の会は、地方から国を変えていく政党だ。新型コロナウイルスの感染拡大で、皆さんもいろいろなことが分かったと思う。やはり地方行政がよくないと、コロナ禍のような非常事態に対応ができない。スピードと実行力が必要だった。

　今回の選挙では現場を熟知し、地方行政から国を変え、国を強くしていくような政党が求められている。地方が強くなれば、日本はもっと強くなる。そのための政党が維新だ。政治家が覚悟を持って仕事を実行し、政治への信頼を取り戻していく。

　私は、ビジネスの世界で経営者として活動してきた。これからは、この若さと経営力、ビジネス感覚を政治の世界で発揮していくつもりだ。

　この衆院選は、コロナ後の国の行く末を決めていく、非常に大切な選挙だ。あなたの一票を、維新と私に託してほしい。必ず日本を強くする。

■当たり前の世界に戻す　藤井比早之氏（５０）自・前＝公推薦

　ワクチン接種も（全国で）１億８千万回を超え、世界トップレベルになった。コロナを克服し、景気回復に全力を尽くす。家族で食事やショッピングをしたり、知り合いと旅行に行ったりという当たり前の人生を楽しむ世界を取り戻していく。

　本来、兵庫県の真ん中はこの地だ。もっと交通ネットワークを良くし、神戸や大阪へすぐに行けるようになれば必ずよみがえる。デジタルでつながる。新しい未来を切り開きたい。

　この地に生まれ育って１８年。帰ってきてからの１１年と合わせて２９年になる。１、２年や１、２カ月ほどの人たちにこの地域のことが分かってたまるか。誰よりも地元を愛し、恩返ししたいと思っている。

　世襲でない国会議員は本当に大変だ。私もしんどさと苦しさがようやく分かり始めた。皆さんの叱咤（しった）激励や力添えがあれば絶対に負けない。厳しい世襲の壁をぶち破ってみせる。どうか一人でも多くの人に伝えてもらえるようお願いしたい。

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