「まちの本屋」として親しまれる流泉書房(神戸市垂水区陸ノ町1)の取り組みを基にしたブックガイド本「今日は何の日? 今日も本の日!」がこのほど、同店で発売された。店先の黒板で過去や架空の出来事を紹介する「今日は何の日」が題材。作家の誕生日や物語のエピソードなどに絡めて、日付順に本を案内している。(大橋凜太郎)
同店は1953年に開業。買い物客に足を止めてもらうきっかけにしようと、2017年ごろに始めたのが「今日は何の日」だった。担当するのは、店員の逢坂肇さん(49)。当初は歴史をテーマにしたが、ネタ切れのため、本や映画といったフィクションの世界に話題を広げたところ、作品のファンが訪れるなど、反響を呼んだ。
書籍化は、同店の取り組みを紹介する新聞記事を読んだ神戸・元町の出版社「苦楽堂」代表の石井伸介さん(57)が、今年6月下旬に逢坂さんに打診。本の執筆経験のない逢坂さんは「冗談だと思った」というが、間髪入れずにプロットを見せられ、腹をくくった。
紹介する本の著者が重複するのを避けるため、豊富な読書量を生かして新たなエピソードを開拓。ブックガイドの特性上、絶版になっていないかどうかにも気を配りつつ、約1カ月で原稿を仕上げた。11月16日に店頭販売を始めると、常連客らが次々と買い求めた。
ブックガイドは、1月4日から日付順に過去の出来事や記念日などにちなんだ本の内容を説明し、タイトルや出版社を書き添える。
独自のセンスも光る。例えば、3月20日の項では、この日に変死体が発見されたとの設定でストーリーが展開するミステリー小説を紹介。11月4日の「かき揚げの日」で取り上げた本は、かき揚げに直結する内容ではなく、個性がぶつかりながらもまとまっている家族をかき揚げに例えた小説を選ぶなど工夫を凝らす。
逢坂さんは「本を出すまでになったのは、楽しみながら試行錯誤してきた結果だと思う。自分たちが楽しめないことは、お客さんも楽しめない。仕事の熱量が、思った以上に伝わっていた」と顔をほころばせていた。四六判変型ソフトカバー264ページ、1760円。12月初旬には、全国の書店に並ぶ。流泉書房TEL078・705・0911

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