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神戸の空に現れた「レナード彗星」=12月5日早朝(田村竜一さん撮影)
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神戸の空に現れた「レナード彗星」=12月5日早朝(田村竜一さん撮影)

 神戸市長田区在住の東亜天文学会会員、田村竜一さん(54)が、今月中旬にかけて地球に接近しているレナード彗星(すいせい)の撮影に成功した。国立天文台などによると、同17~19日の夕刻には、西南西の低空の金星近くに現れ、条件がそろえば、双眼鏡でも観察できる見込みという。

 レナード彗星は、今年1月に発見されたばかりで、来年1月上旬には太陽に最接近すると予想されている。現在、4~5等級と、都市部でも観察できる明るさで輝いている。ハレー彗星のような周期彗星ではなく、二度と戻ってこないとみられる。

 田村さんは今月5日早朝、神戸市内の自宅のベランダから、400ミリの望遠レンズとデジタルカメラで撮影。レナード彗星の現れる高度は低く、明るい市街地で見るのは難しいかもしれないが、田村さんは「夕焼けから変化していく、澄んだ冬の夜空と共に楽しんで」と呼び掛けている。(長嶺麻子)

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