効率的な反復学習に役立つ学習アイテムをと、神戸市の高校生が、復習のタイミングが一目で分かる付箋を考案した。記憶の定着に最適とされる「学習の翌日」「1週間後」「4週間後」を1枚の付箋に刷り、復習が終わればミシン目に沿って切り取っていく仕組み。既に特許を出願し、試用した友人や塾仲間にも好評という。(松本寿美子)
中高一貫の神戸大付属中等教育学校4年(高校1年)、樫原優衣さん(16)=同市西区。付箋は、ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した記憶の忘却曲線に沿って復習日を指定することから「エビングハウスフセン」と名付けた。
小学校時代に使っていた問題集でこの学習法が紹介されており、復習の時機を合わせていたという優衣さん。当初は、解けなかった問題があるページを両親がコピーし、1カ月分の日付を振ったファイルに整理して活用していた。
中学生になってからは自ら手帳や問題集のページ端に復習日を書き込むことが増え、次第に付箋3枚を重ねて日付を記し、1枚ずつ剥がすように。それが今回の着想のきっかけとなった。
4月から弁理士らの助言を受け、1枚の付箋に学習した日と「翌日」「1週間後」「4週間後」を印刷した現在の形が完成。類似商品がないことを確認し、7月に特許を出願した。さらに製品化に向け、全国の製紙会社約30社と交渉。「紙のまち」で知られる愛媛県四国中央市の2工場が応じてくれた。
優衣さんは自由なテーマで1年かけて論文を書く探究型授業に取り組んでいる。オリジナル付箋の製品化に至る過程を「高校生が特許を取得するときの困難とは」というテーマで取り上げる予定で、「壁にぶつかってばかりで大変だった。コストのことなどは社会勉強になった」と振り返る。
父親の裕さん(41)は「例えば問題集とセットにすれば販路が見つかるのでは」とアイデアを温める。優衣さんは数学の問題や英単語を覚えるため付箋を活用しているといい「勉強したい子が少しでも効率良く学べるよう、役立てばうれしい」と話す。
販売はしていないが、興味がある場合は裕さん(TEL070・8538・2365)が応じる。

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