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サプライズで登場した佐渡裕さんの指揮で演奏する、スーパーストリングスコーベのメンバーたち=神戸市中央区東川崎町1(撮影・鈴木雅之)
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サプライズで登場した佐渡裕さんの指揮で演奏する、スーパーストリングスコーベのメンバーたち=神戸市中央区東川崎町1(撮影・鈴木雅之)

 世界的指揮者の佐渡裕さんが指導した奏者らでつくる弦楽合奏団「スーパーストリングスコーベ」の第4回定期公演(HKMエンタープライズ、早駒運輸、神戸新聞社など主催)が27日、神戸市中央区東川崎町1の神戸新聞松方ホールで開かれた。観客約600人が、弦楽器の織りなす心地よい音色に身をゆだねた。

 スーパーストリングスコーベは、全国から選ばれた小学生から高校生までのトップ奏者を佐渡さんが率いる「スーパーキッズ・オーケストラ」を卒業した若手演奏家らが集い、2017年に結成された。新型コロナ禍で演奏会が開けない日々が続いたが、今年夏には1年半ぶりのコンサートを開催している。

 出演者たちはこの日、弦楽演奏用にアレンジされたラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、武満徹の「弦楽のためのレクイエム」など12曲を披露した。

 終了間際には、観客席の佐渡さんがサプライズで登場して指揮台に立つと、会場は大いに盛り上がった。メンバーは、力強く、そして繊細に振られる佐渡さんの指揮棒に合わせ、「メリー・ウィドウ」などを演奏して公演を締めくくった。

(斎藤 誉)

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