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約50人の団員がいるシュタール・フィルハーモニー管弦楽団(同楽団提供)
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約50人の団員がいるシュタール・フィルハーモニー管弦楽団(同楽団提供)

 演奏の満足度などに応じ、観客が自分でチケット価格を決められる珍しいオーケストラコンサートが15日、JR住吉駅前の東灘区文化センター(うはらホール、神戸市東灘区住吉東町5)で開かれる。

 神戸大や京都大などの学生オーケストラ経験者らが2018年に結成した「シュタール・フィルハーモニー管弦楽団」の企画。「クラシック音楽に関心はあるが、どう聴けばいいのか分からない」という人たちに向けて、これまでも楽曲に解説を加えたり、指揮者体験コーナーを設けたりと、敷居を下げる試みを続けている。

 今回のチケットの「あと値決め」もその一つ。芸術は人によって感じ方が変わり、満足度に合わせて自由に価格が設定されるべき-との考え方から企画した。同楽団によると、オーケストラでの採用は珍しいといい、観客は、公演終盤に届くメールから金額と支払い方法を指定する。

 コンサートのテーマは「交響曲ができるまで」。「フィガロの結婚」序曲や「G線上のアリア」などの演奏とともに、交響曲の成り立ちを説明する。未就学児がいる家族の入場も歓迎する。

 午後2時開演で、2時間程度。先着250人で、事前申し込みが必要。同楽団のホームページなどから申し込む。(小川 晶)

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