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リキュウハニーを使ったハンドクリーム=須磨離宮公園
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リキュウハニーを使ったハンドクリーム=須磨離宮公園

 須磨離宮公園(神戸市須磨区東須磨)が、園内で取れた蜜ろうを使った「リキュウハニーのはんどくりーむ」を開発した。公園の正門料金所と園内レストランで、7グラム入り、税込み1100円で販売している。(小野萌海)

 同園は、施設の魅力をPRしようと2019年から養蜂を開始。「Rikyu Honey(リキュウハニー)」と名付けた蜂蜜や、蜂蜜を練り込んだ干しようかんを商品化してきた。

 シリーズの第3弾として、食品以外のミツバチ産品を知ってもらおうと、ハンドクリームを企画。蜜ろうは、巣づくりの材料としてミツバチが分泌するろうで、保湿効果があり化粧品などに使われる。

 原料は全て自然由来で、蜜ろう、ホホバ種子オイル、香り付けのダマスクバラ花油、水のみ。蜜ろう本来の色を生かした淡い黄色で、手触りはやや硬め。少量を手に取り、体温で溶かしながら使うのがおすすめという。

 自分用のほか、ホワイトデーの贈り物などとして購入する人もいるといい、開発にかかわった辻堂美香子さん(52)は「バラの匂いの中にかすかに香る蜜ろうの匂いや、しっとり感を楽しんでほしい」とアピールする。

 木曜休園(祝日の場合は翌日休園)。午前9時~午後5時。同園TEL078・732・6688

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