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SDGsに取り組むスタートアップ企業が、「食」や「再生利用」などの取り組みを発表した=神戸市中央区浪花町
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SDGsに取り組むスタートアップ企業が、「食」や「再生利用」などの取り組みを発表した=神戸市中央区浪花町
記念撮影するスタートアップ企業のメンバーと「アジアン・カンフー・ジェネレーション」の後藤正文さん(前列左から3人目)=神戸市中央区浪花町
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記念撮影するスタートアップ企業のメンバーと「アジアン・カンフー・ジェネレーション」の後藤正文さん(前列左から3人目)=神戸市中央区浪花町
スタートアップ企業の取り組みをまとめたホワイトボード=神戸市中央区浪花町
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スタートアップ企業の取り組みをまとめたホワイトボード=神戸市中央区浪花町

 SDGs(持続可能な開発目標)を掲げ、これまでにない挑戦を続けるスタートアップ企業が集まるイベント「SDGs Day」が19日、神戸旧居留地の三井住友銀行神戸本部ビル前広場であった。兵庫県内10社、全国や海外の10社が参加し、「食」「再生利用」「健康」「農業」と分野ごとに、未来を見据えた取り組みを発表した。(金 慶順)

 兵庫県と神戸市、国連プロジェクトサービス機関「UNOPS(ユノップス)」は本年度、SDGsの課題解決を目指すスタートアップ企業支援のプログラムを実施。今回は、その取り組みを広く市民に知ってもらおうと開かれた。1社あたり2分間で発表し集まった人々に理解や共感を求めた。

 フードロスを活用して廃校校舎で食用コオロギを育て、食品を開発する徳島県の「グリラス」は、会場でコオロギ粉入りのチョコレート菓子を配布。世界80カ国と国内の学校をオンラインでつなぐ「With The World」(神戸市中央区)など県内企業も多く登場した。

 植物性の食料だけで作る料理を提案する「フードピクト」(同市灘区)は、兵庫五国の野菜を使ったミンチやパスタソースなどを開発。菊池信孝社長(35)は「おいしい食事が続けられる社会になれば」と呼び掛けた。

 イベントの最後には、ロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」の後藤正文さんが、ギターの弾き語りで人気曲「ソラニン」などを披露。「暮らしの中で捨てるものにまつわる企業が気になった」とコメントし、「どこかで今のサイクルを見直さないといけない」と話していた。

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