JR神戸駅(神戸市中央区)は1874(明治7)年、国内2番目の鉄道、大阪-神戸間の終着駅として開業。北側に南北朝時代の武将、楠木正成を祭る湊川神社があり、神戸を代表する駅の一つだが、現在は他の主要駅に比べて活気に欠ける。
課題は、街への動線や駐輪場が確保されていないこと。再整備では「神戸の名を冠するにふさわしい風格ある駅前空間」を目指す。
れんが造りの現在の駅舎は3代目で、1930(昭和5)年に完成した。周辺には神戸ハーバーランドなどの観光、商業施設や、集合住宅が並ぶ居住エリアが複合的に広がる。
市は一帯を、山と海を南北につなぎ、元町や新開地を東西に結ぶ回遊の拠点と位置づけ、人が主役の空間への再編を掲げる。
八角形が特徴の駅北側のバスロータリーは縮小した上で、南へ移設。それによってできたスペースに利用者らがくつろげる広場を造り、湊川神社への見通しを良くする。さらに、地下に駐輪場を設ける。
駅南側でも、国道2号沿いに人が集える場所を整備する方針。近辺に住宅が少ない環境を生かし、音を発するイベントも開ける場所を想定する。
整備完了のめどは2030年。本年度は、ハーバーランドへの行き方を示す案内板やベンチの設置などに着手する見込みだ。
市駅前魅力創造課の担当者は「高層ビルが並ぶ三宮とはまた違うおしゃれな神戸らしい駅にしたい」と話す。(名倉あかり)
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■伝統や格式保つ雰囲気を 湊川神社広報室長・鈴木智子さん
神戸駅は全国から湊川神社への参拝者を迎えるために開業した歴史がある。
多聞通や楠町などの地名からも分かるように、地元の人は「楠公さん」を中心に街が発展したという愛着やプライドを持っている。駅に降り立った時、すぐに神社が見えなくても、「門前町だ」と感じられるデザインにしてほしい。
神社への参拝や観光など非日常の目的で来る人も、通勤などで日常的に通る人も、ほっと心が整うような駅前空間になるよう望む。憩いや癒やしに加え、伝統や格式を保つ雰囲気も大事にしてほしい。
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1995年の阪神・淡路大震災後、長く手付かずだった地域でも新たな人の流れが生まれつつある。主なエリアの現状や将来像を6回にわたり紹介する。

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