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スマートフォンを取り付けたゴーグルをのぞき込むと「VR拝観」を楽しめる=神戸市須磨区須磨寺町4
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スマートフォンを取り付けたゴーグルをのぞき込むと「VR拝観」を楽しめる=神戸市須磨区須磨寺町4

 須磨寺(神戸市須磨区須磨寺町4)がデジタル技術を活用し、ホームページ(HP)で寺宝を紹介するサービスを始めた。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)で立体的な画像を見せながら、境内の様子や国指定重要文化財について3カ国語で解説。本堂周辺がそのまま再現され、「VR拝観」を楽しめる。(大橋凜太郎)

 文化財への理解を深めてもらおうと、文化庁が進める文化財多言語解説整備事業の補助金を得て、VRなどを手掛ける企業でつくるチーム「メタバースマスターズ」が制作。ミラーレスカメラによる超高画質の撮影やドローンを使った空撮を実現。物体を立体的に捉えるレーザースキャナーを駆使して、本堂周辺を立体画像に仕上げた。

 普段は見ることができない国指定重要文化財の木造十一面観音立像(りゅうぞう)や、普賢十羅刹女像(じゅうらせつにょぞう)、宮殿及(くうでんおよび)仏壇を再現。観音立像はARで現実の風景と重ねて表示することもできる。

 本堂周辺の様子は「360度バーチャルツアー」と銘打ち、VR用ゴーグルを着ければ、その場を歩いているかのような気分を味わえる。それぞれに解説文を添え、日本語、英語、中国語の音声案内もある。

 新型コロナウイルス収束後、インバウンド(訪日外国人客)の増加を視野に入れているといい、同寺寺務長の小池陽人さん(35)は「仮想空間で興味を持った人が境内に足を運ぶきっかけになれば。文化財を身近に感じて、手を合わせてほしい」と話す。

 同寺の寺務所でVR用ゴーグルを無料で配布中。

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