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高層ツインタワー1期ビルの外観イメージ(雲井通5丁目再開発株式会社提供)
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高層ツインタワー1期ビルの外観イメージ(雲井通5丁目再開発株式会社提供)
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高層ツインタワー1期ビルの外観イメージ(雲井通5丁目再開発株式会社提供)

 神戸市中央区・三宮に整備される高層ツインタワー1期ビル(同区雲井通5)について、市が主導する再開発会社などは3日、建設計画の概要を正式に発表した。ホテルやオフィス、ホールなどを備え、災害時に帰宅困難者の一時滞在を受け入れるなど都心の防災拠点としての役割も期待される。

 地上32階で高さ約163メートル、地下3階、延べ床面積約10万平方メートル。竹籠をモチーフにした外装をはじめ、低層階を中心に世界的建築家坂茂氏がデザインした。総事業費は約870億円。2027年度の完成を予定する。

 地下階から10階の低層部分は、西日本最大級を誇る中・長距離バスのバスターミナルや、約1800席の大ホール、図書館や屋上庭園、飲食店などを配置。11~32階の高層部分は、海と山を一望できるホテルやオフィスが入る。

 災害時は、ホールなどで帰宅困難者の一時滞在を受け入れる。バスターミナルを活用して鉄道の代替輸送なども実施する計画で、三宮周辺の防災機能の強化にもつなげる。

 ビルの南側には駅方面に接続する歩行者デッキを市が新たに整備する予定で、スムーズな行き来が可能になるという。

 担当者は「三宮周辺のバス停が集約され、乗り換えしやすくなる。多彩な体験を楽しんでもらえる場所になれば」としている。(三島大一郎)

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