神戸・三宮の東遊園地に今春オープンした図書館「こども本の森 神戸」で25日、2001年にノーベル化学賞を受賞した野依良治さん(83)=兵庫県芦屋市出身=が講演した。子ども向けに読書の大切さ、科学の楽しさを語る「おはなし会」。館内の大階段に親子約80人が腰掛けて、「読書は人が100年生きるための力を与えてくれる」という言葉に耳を傾けた。(金 慶順)
同館は建築家の安藤忠雄さんが神戸市に寄贈。子どもが読書に親しめるようにと、職員らによるおはなし会を企画してきた。今回は特別ゲストとして野依さんを招いた。
野依さんは科学技術振興機構の研究開発戦略センター長を務める。戦時下の神戸で育ち、小学生のときに佐用町に疎開した。「水は池から引き、わなで捕らえたスズメを食べた。生きていく力は田舎の子たちから習った」と自給自足の暮らしを振り返った。
「自然の仕組みを正しく整理し、知識として蓄えることで、健やかな人生観や自然観を持てる」と強調。それこそが「科学を学ぶ意味」であるとし、読書や教育の大切さを説いた。
また分子模型、左利き用のはさみやグローブを示しながら、物質の性質についても優しく語った。館内には、少年時代に読んだという「シートン動物記」「ファーブル昆虫記」なども並んだ。
子どもたちは「ノーベル賞を取ったときの気持ちは?」「科学に興味を持ったきっかけは?」と質問。野依さんは学者の先輩である湯川秀樹さんの刺激を受けた少年時代を振り返りながら、丁寧に答えていた。
またロシアのウクライナ侵攻にも触れ、「人類がいかに継続して生きていくかを考えるのが一番楽しい。皆さんはこれからの社会を担っていく。自分のことだけでなく世の中のことも考えて、結束して生きてほしい」と呼び掛けた。
神戸市北区の小学5年男児(10)は「二酸化炭素の話が面白かった。読書も理科も好きなので、野依先生が紹介してくれた本を読みたい」と話していた。
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