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氷の器に入ったコーヒー。写真を撮る客も多い=神戸市中央区山本通2
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氷の器に入ったコーヒー。写真を撮る客も多い=神戸市中央区山本通2

 猛暑が続いた今夏、神戸市中央区にある「北野坂にしむら珈琲店」のあの限定メニューが爆発的にヒットした。毎年7、8月、同店だけで販売される「氷の器のアイスコーヒー」。文字通り氷の器に入ったコーヒーで、「見るだけで涼しい」「どうやって飲むの」「キラキラしてきれい」と交流サイト(SNS)を沸かせた。(斎藤 誉)

 縦横、高さとも15センチほどの氷を彫ってできたくぼみにコーヒーを注いだ商品。同店が会員制喫茶として開店した1974年当初からのロングセラーだ。

 前川誠二店長(55)によると近年、SNSの浸透で人気が上昇。1杯2千円と高く、注文からの待ち時間も20~30分と長いが、午前10時の開店から2時間で売り切れる日もあるという。

 8月下旬、愛知県春日井市から来た女子大学生(19)はSNSで知ったといい、「昨日も来ましたが、完売で。2日目でやっと飲めました」と笑顔だった。

 「紹介されると注文が増え、お待たせしたり、売り切れでお断りしたりすることも増えるので」と取材には遠慮ぎみだった同店。今年の提供は31日で終わりだが、「来年以降も続けていきたい」という。同店TEL078・242・2467

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