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メリケンパークに設置されるドアのイメージ(神戸市提供)
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メリケンパークに設置されるドアのイメージ(神戸市提供)

 ドア越しに神戸を楽しんで-。神戸市中央区・メリケンパークと、東京のJR原宿駅前とを映像が映るドアでつなぐ催し「Door to KOBE」が22、23日午前10時~午後5時に開かれる。首都圏の若者らをターゲットに神戸への観光客誘致を図ろうと神戸市が企画した。(名倉あかり)

 ドアは高さ約2・3メートル。ディスプレーがはめ込まれており、動画を流すデジタルサイネージ(電子看板)が流れる。

 神戸市内はメリケンパークの1カ所に、原宿駅前では複合施設「WITH HARAJUKU」(東京都渋谷区)の3カ所にそれぞれ設置される。原宿に設けたドアの一つはオンラインで神戸と結ばれ、両地の人々は画面越しにハイタッチをして交流できる。ドア越しにパントマイムやマジックなどの演出もある。

 もう一つの原宿のドアを開けると有馬温泉や六甲山、南京町、夜景といった神戸の代表的なスポット、風景を紹介する動画が流れる。さらに別のドアを開ければ自然と触れ合ったり、古民家でベーグルを食べたりしている動画が見られ神戸観光を疑似体験できる。

 市の担当者は「神戸を身近に感じてもらい、足を運んでもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

 今回使うドアは、11月上旬から撮影スポットとして神戸市内の観光地6カ所に置かれる予定。

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