戦争孤児らの証言や資料を集めてきた「神戸の戦争孤児の記録を残す会」が、5年間の活動に幕を下ろした。「戦争孤児たちの戦中・戦後史をたどる」と題した最後の集会が神戸市立総合福祉センター(同市中央区)であり、児童養護施設の関係者ら約60人が参加。「命をつないでいくために、私たちにできることを続けよう」と閉会を惜しみつつ締めくくった。(貝原加奈)
同会は児童福祉に携わってきた元神戸市職員2人が中心となり、2017年11月に結成した。体験者の高齢化が進む中、「今が最後の機会」と、元孤児や元施設関係者らを訪ね、体験や資料を集める活動を続けてきた。
「空襲で家族を全員失い、どん底を味わった」「施設に入れられ、残された弟とも一緒に暮らせなかった」。これまでに戦争孤児や両親を病気で失った人ら20人の声が集まったという。
19年11月には証言を集めた「神戸の戦争孤児たち」をメンバー2人で出版し、翌年「井植文化賞(報道出版部門)」を受賞した。神戸市内の小中高校に本を寄贈するなど体験を語り継ぐ活動にも尽力してきた。
集会では、同会代表の白井勝彦さん(78)が「新たな証言を得ることが困難になった」と閉会理由を説明。自身も孤児だった白井さんは「一定の目的は果たせた。体験者同士のつながりもでき『やってよかった』という思い」と振り返った。
神戸市灘区の児童養護施設「愛神愛隣舎」の曺徳善施設長が講演し、1942年から在日コリアンの戦争孤児たちを保護してきた同施設の歩みを振り返った。「世界も含め、今の子どもたちも決して平和な状況に置かれているわけではない」と指摘し、「子どもたちの幸せを願い、私たちにできることを粛々と続けたい」と思いを語った。
同会は閉会に合わせ、証言を集めた冊子「わたしが子どものとき神戸で空襲があった」を発行した。

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