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サミットをPRする発起人ら=神戸市役所
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サミットをPRする発起人ら=神戸市役所

 神戸や全国の名店による個性豊かな中華まんなどが集まるイベント「KOBE豚饅(ぶたまん)サミット2022」が11~13日、神戸市中央区・南京町広場を中心に開かれる。新型コロナウイルスの影響で大規模な開催は3年ぶり。主催する店主らは「サミット限定の味を楽しんでほしい」と呼びかけている。(名倉あかり)

 神戸を豚まん発祥の地としてアピールしようと、市内の店主や地元団体などでつくる実行委員会が主催。「11」がブタの鼻の形にも見えることから11月11日を「豚まんの日」と決め、2011年にサミットを始めた。新型コロナの影響で規模を縮小した20年のサミットを「9・5回目」としたため、今回が記念すべき11回目になる。

 サミット限定の豚まんは12、13日の午前11時~午後5時、南京町広場や大丸神戸店で販売される。

 長崎、横浜両市の中華街から「角切り角煮まん」や「燻叉焼(いぶしチャーシュー)まん」が登場するほか、パンで牛肉のしぐれ煮やサツマイモを包んだ「豚パン」などが並ぶ。いずれも売り切れ次第終了。

 サミット発起人の店「老祥記」「神戸元町四興樓」「三宮一貫楼」がそれぞれ手がけたオリジナル豚まん3個セット(500円)も用意する。セットは毎回高い人気を集めており、今回はエスカルゴや神戸牛などを使ったこだわりの3品を提供。物価高騰が続く中、3店は「この価格での提供は発起人の心意気」と胸を張る。

 オープニングセレモニーは11日午前10時45分から、南京町の「曹家包子館(パオツーカン)」で開かれる。くす玉を割るなどして盛り上げ、オリジナル豚まん3個セットを先行販売する。

 老祥記の曹英生さんは「ウィズコロナの局面に入る中、豚まんで皆さんを元気づけたい」と意気込みを語った。

 詳しいイベント内容は、同サミットのホームページで。

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