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山陽電鉄沿線の魅力を発信する情報拠点「エキソト・インフォ・ラボ」。左は五色塚古墳にある埴輪の実寸大レプリカ=神戸市垂水区神田町
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山陽電鉄沿線の魅力を発信する情報拠点「エキソト・インフォ・ラボ」。左は五色塚古墳にある埴輪の実寸大レプリカ=神戸市垂水区神田町

 神戸市垂水区と山陽電鉄は、山陽電鉄垂水駅の高架下にある商業施設「モルティたるみ」に、観光や文化に関する情報発信拠点「エキソト・インフォ・ラボ」を設置し、買い物客らに浸透しつつある。1日の乗降人員が1万人に迫る同駅近くで地域の魅力をアピールし、まちの活性化につなげていく。(千葉翔大)

 同電鉄沿線の須磨や垂水区のPR強化を目的とする実証事業。同社によると昨年11月の調査で、同駅の1日の乗降人員は計9887人。近くに人気の大型商業施設「マリンピア神戸」があることもあり、同社が運営する49駅の中で5番目に多かった。

 エキソト-は10月にオープン。第1弾は「霞ケ丘エリア」として、兵庫県内最大の前方後円墳「五色塚古墳(ごしきづかこふん)」(同区五色山4)の歴史を伝えるパネル展示や、高さ1メートル以上の埴輪(はにわ)の実寸大レプリカなどを展示する。加えて、同古墳を舞台にしたSFアニメミュージックビデオ「ワンダリズム きみを呼ぶ声」も放映している。今後、同区塩屋や舞子などエリアごとにカルチャーや観光事業者によるPR展示を企画している。

 同社安全推進・企画部の伊藤光一さん(39)は「須磨や垂水は海と山が近く、自然景観と歴史、文化が豊かな場所。エキソトが、電車で魅力的な場所を巡るきっかけになれば」と話す。

 午前10時~午後7時(モルティたるみ休館時は閉館)。

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