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担当する国の意見や利害を念頭に置きながら議論を進める学生たち=神戸市中央区
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担当する国の意見や利害を念頭に置きながら議論を進める学生たち=神戸市中央区

 11カ国の大学などから集まった約330人の学生らが平和について議論を交わす「模擬国連世界大会」が23日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルで始まった。白熱したディスカッションを英語で展開。26日まで計4日間開かれ、担当する国の意見や利害を最終決議に反映させることを目指す。(堀内達成)

 同大会は年2回あり、春は米国のニューヨークで、秋は世界各地の大学をホスト校にして開いてきた。学生は出身国以外の外交官役を担うため、あらかじめ担当する国の政策や歴史を学んだ上で臨む。日本開催は6年ぶり2回目で、前回に続き神戸市外国語大学(神戸市西区)が主催。当初は2020年の予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期されての開催となった。

 開会式ではグテレス国連事務総長や、広島の被爆者でカナダ在住のサーロー節子さんたちがメッセージで開幕を祝福。神戸市外大4年で今大会の事務総長を務めるヒキタ・キーシャ・ロレーヌ・サントーヨさん(22)=同市須磨区=が「被爆国の日本で開催する大会を通じて、改めて平和を考えましょう」と呼びかけた。

 続いて学生たちは「国連総会」や「国連経済社会理事会」など四つの議場に分かれ、まず食糧安全保障への取り組みや平和構築における女性の役割強化など、具体的な議論テーマの選択を行った。

 チュニジアを担当する神戸市外大2年の平島輝子(きこ)さん(20)=兵庫県三田市=は「4カ月かけて準備してきた。挑戦だと思って4日間、走り抜けたい」と気を引き締めていた。

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