神戸税関１５０年 マスコットたちが祝福、「デブ猫マル」も登場 市民３千人、元貴賓室など見学

2022/11/26 19:30神戸新聞NEXT

神戸税関１５０年　マスコットたちが祝福、「デブ猫マル」も登場　市民３千人、元貴賓室など見学

神戸税関１５０周年のイベントに集合したマル（右から３番目）ら大勢の着ぐるみたち＝神戸税関

マルをはじめ、スポーツ系と官公庁系着ぐるみ１２体が集合した＝神戸市中央区新港町、神戸税関

米山徹明・神戸税関長（右から２番目）を囲み、記念撮影するマル（右）らスポーツ系の着ぐるみたち＝神戸市中央区新港町、神戸税関

　神戸税関（中央区新港町）の発足１５０周年を記念した催し「オープンカスタムス２０２２」が２６日、同税関であった。市民ら約３千人が訪れ、普段未公開の元貴賓室の見学や麻薬探知犬のデモンストレーション、伊川谷北高校と須磨東高校の書道部によるパフォーマンスなどを楽しんだ。

　メインイベントは、中庭で行われた「着ぐるみ大集合」。神戸新聞朝刊で毎週土曜日に連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の主人公マル（３歳雄）のほか、オリックス・バファローズの「バファローベル」▽コベルコ神戸スティーラーズの「コーロクン」▽ヴィッセル神戸の「モーヴィ」▽西宮ストークスの「ストーキー」－などスポーツ系のマスコットが勢ぞろいした。

　神戸税関のマスコットキャラクター「カスタムちゃん」や県警の「こうへいくん」、海上保安庁の「うみまる」など官公庁系の着ぐるみも駆け付け、入場者と触れ合った。

　北区山田町の男児（１０）は「社会の時間に習った神戸税関の建物内を実際に見られてうれしい」。明石市大久保町の女児（９）は「マルやモーヴィと記念撮影できた」と笑顔だった。

（藤原　学）

神戸かなしきデブ猫ちゃん特集