眼科に特化し、最先端の臨床研究から一般診療まで広く取り組む複合医療施設「神戸アイセンター」(神戸市中央区港島南町2)が開設5周年を迎え、記念式典が開かれた。視覚障害者ケアを担う福祉分野も包括した全国でも希少な施設の節目とあって、各地の専門医、地元支援者、患者らが出席。同センター病院の栗本康夫院長と、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の移植手術をけん引した「ビジョンケア」社長の高橋政代さんが講演し、今後の展望を語った。(勝浦美香、津谷治英)
同センターは、神戸市の医療産業都市構想の一環として、市立医療センター中央市民病院と先端医療センター病院の両眼科部門を統合し、2017年にポートアイランドに開設された。
基礎研究からケアまでを1カ所に集中させた「ワンストップ」施設。外来診療と病床数30の入院施設を完備する「神戸アイセンター病院」をはじめ、理化学研究所と連携してiPS細胞を使う再生医療に取り組んできた研究部門、視覚障害者のケア、相談、リハビリを行う「ネクスト・ビジョン」を備える。
栗本院長は、同病院が白内障、緑内障などの治療に当たり、21年度は外来、入院合わせて約3千件の手術をこなしたと報告。「全ての目の病気に対し、現時点で可能な最高の治療がこなせるようになった」と成果を振り返った。
また、治療困難な網膜色素変性の患者について、iPS細胞の移植に成功した実績に触れ、「今後、さらに精度を上げ、治療が困難な他の病気にも応用できるよう探りたい」と抱負を口にした。
14年に世界で初めて、滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性の患者にiPS細胞を移植した高橋さんはその実績を生かし、現在は企業との連携を提案しながら治療開発を担う「ビジョンケア」の社長を務める。
高橋さんは研究から治療、患者ケアまでカバーするアイセンターの5年を総括し、「全ての部門が期待以上に発展した」と評価。再生医療についても「積み重ねによる自信がでてきた。治療になるという確信を持って、今後はそれを多くの人に広げる仕組みを作りたい」と語った。

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