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神戸市民にも親しまれたクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」=神戸港(日本クルーズ客船提供)
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神戸市民にも親しまれたクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」=神戸港(日本クルーズ客船提供)
神戸-高松間の物流を支えた「こんぴら2」(ジャンボフェリー提供)
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神戸-高松間の物流を支えた「こんぴら2」(ジャンボフェリー提供)

 神戸港になじみのある船2隻の引退に合わせ、それぞれイベントが開かれる。主に神戸を発着地とするクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)は27日の神戸発が最後のクルーズとなり、市は20日以降の入出港時に歓送迎イベントを企画する。神戸と小豆島、高松を結ぶカーフェリーの定期船「こんぴら2」(3633トン)も17日の神戸発で運航を終え、出港前にお別れ式典がある。(竜門和諒)

 ぱしふぃっくびいなすは「飛鳥2」「にっぽん丸」と並んで日本を代表するクルーズ船。1998年に就航した。高級ホテルのような客室、シアター、プールなどを備え、多くの人々を国内外の旅に誘った。市港湾局によると、神戸港への入港数はクルーズ船では最多の計約680回に上る。

 セレモニーはいずれもポートターミナル(神戸市中央区新港町)である。日時や内容は、20日午後7時半の出港時、甲南大JAZZ研究会の演奏▽24日午後5時の出港時、神戸学院大吹奏楽部の演奏▽27日午後5時の出港時、花束贈呈など▽1月4日午後3時の入港時、須磨翔風高和太鼓部の演奏など▽同6日午後5時の出港時、市消防音楽隊の演奏。

 見送りクルーズは同6日午後4時40分~5時40分。遊覧船「boh boh(ボーボー) KOBE」に乗って海上から最後の出港を見届ける。対象は150人。無料。12月19日までに市ホームページの専用フォームなどから申し込む(応募多数の場合は抽選)。

 一方、こんぴら2は後継船の就航に伴い、17日午前11時20分発が最終となる。

 同船は1989年就航。トラック利用が中心で、長年神戸-高松間の物流を支えた。小豆島に寄港する航路に変更されてからは観光客も増え、神戸への入港はフェリーで国内最多の2万6268回になるという。

 お別れ式典は同日午前10時半から、神戸三宮フェリーターミナル(同区新港町)で。市が入港回数などをたたえる盾を贈り、出港時には紙テープで見送る。

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