神戸

  • 印刷
神戸市消防出初式で和太鼓に合わせて披露された「フェニックス放水」=メリケンパーク
拡大
神戸市消防出初式で和太鼓に合わせて披露された「フェニックス放水」=メリケンパーク

 神戸市消防局や消防団、市民らによる新春恒例の「消防出初式」が8日、神戸市中央区波止場町のメリケンパーク周辺であった。有観客での開催は3年ぶり。家族連れら約6千人が見学する中、救助や放水の訓練、書道のパフォーマンスなどを披露し、安全・安心への誓いを新たにした。

 今年のテーマは「暁(あかつき)~コロナ禍の夜明け」。この日は、消防車両27台、ヘリ2機、消防艇など6隻が集まった。

 救助訓練は、地震で車3台の多重事故が起きた-という想定。消防隊員らは車体を切断し、閉じ込められた運転手に見立てた人形を助け出した。住吉中学校(同市東灘区)ジュニア防災リーダークラブも参加し、通報などを担った。

 最後は、消防職員の和太鼓演奏に合わせた「フェニックス放水」。ホースを上下に動かして、復興から未来へ羽ばたく不死鳥を放水で描き出した。関西国際学園(灘区)初等部3年の女児(8)は「放水が鳥みたいでかっこよかった。地震が起きたら助けてくれそう」と喜んでいた。

神戸
神戸の最新
もっと見る
 

天気(9月7日)

  • 34℃
  • 27℃
  • 20%

  • 36℃
  • 24℃
  • 40%

  • 35℃
  • 26℃
  • 20%

  • 35℃
  • 25℃
  • 30%

お知らせ