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桂光子さんの写真の前で、ゆかりのあった人たちが思いを語った=長田公民館
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桂光子さんの写真の前で、ゆかりのあった人たちが思いを語った=長田公民館

 阪神・淡路大震災の後、神戸市内で識字教室「ひまわりの会」を立ち上げ、2021年に死去した桂光子さんをしのぶ集いが14日、神戸市長田区の長田公民館で開かれた。会で読み書きを学ぶ人や共に活動してきた人ら約70人が参加。20年以上にわたって運営に尽力し、世代を超えて慕われた桂さんとの日々を振り返り、思いを受け継ぐことを誓った。

 同会は震災翌年の1996年9月に発足。読み書きが十分にできず、罹災(りさい)証明や仮設住宅の手続きなどに困っていた被災者らの声に接し、市立丸山中学西野分校(夜間中学)の教諭だった桂さんたちが創設した。

 一昨年5月、桂さんは新型コロナウイルス感染症のため85歳で死去。この日は参加者が、重い人生と学ぶ喜びに寄り添い続けた桂さんの思い出を語った。

 韓国生まれの男性(73)は「本当にいろいろと助けてもらって、日本が第二の故郷になった。もらったカードは、今もお守りとして大切にしています」と声を詰まらせた。学生スタッフとして関わり、小学校教諭になった大堀華蓮さん(29)は「自分の当たり前と他人の当たり前は違うことを、桂先生とひまわりの会に教わった」と感謝の言葉を述べた。

【特集ページ】阪神・淡路大震災

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