イチゴ狩りシーズンの本格到来に向け、神戸市北・西両区の農園で「観光イチゴ狩り」がプレオープンした。今季のイチゴは、市北部ならではの寒暖差で甘みが引き立ち、みずみずしい食感が抜群だという。本格オープンは３月１８日。

　プレオープンしているのは、市観光園芸協会に加盟する農園計２１カ所。

　「二郎（にろう）いちご」のブランド名で知られる同市北区有野町二郎では、大粒で口当たりが良い「章姫」や甘味と酸味のバランスが取れた「紅ほっぺ」がたわわに実る。

　同協会有野いちご部会の山根康史副部会長（５６）は「今年も生育は順調。多世代の口に合う栽培を心がけた。家族連れで楽しんでもらえれば」と力を込める。

　各園とも完全予約制。３０分で大人２３００円、小学生１８００円、３歳以上１５００円。開園時間や予約状況などの詳細は同協会のホームページ（http://www.kobe‐kanko‐engei.jp/）で。