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コンセント周辺のほこりなどが原因で起こるトラッキング火災=神戸市民防災総合センター
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コンセント周辺のほこりなどが原因で起こるトラッキング火災=神戸市民防災総合センター
断線した電気コードの火災を再現する神戸市消防局の職員=神戸市民防災総合センター
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断線した電気コードの火災を再現する神戸市消防局の職員=神戸市民防災総合センター
断線した電気コードから火花が飛ぶ火災の実験=神戸市民防災総合センター
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断線した電気コードから火花が飛ぶ火災の実験=神戸市民防災総合センター

 電気コードが絡む火災が多発する状況を受け、神戸市消防局は17日、神戸市北区の市民防災総合センターで火災実験を報道関係者に公開した。市内では1月下旬、同市兵庫区の集合住宅で電気コードの劣化が原因とみられる火災があり、高齢男性ら8人が死傷した。同消防局は「電気火災は気付かないうちに広がる。コードのほこりなどを再点検してほしい」と呼びかけた。

 同消防局によると、2022年に発生した建物火災248件のうち、電気に関連する火災は53件と約2割を占める。オール電化が進んだことや、モバイルバッテリーの普及などの技術革新が背景にあるという。

 この日の実験では、ほこりなどがたまった電気コンセントから出火する「トラッキング火災」や、断線した電気コードがショートして発火する様子を再現。断線した電気コードの実験では、電気を流した瞬間に火花が激しく散り、銅線を覆うビニールを溶かした。

 同消防局予防課の吉田大輝さんは「電気コードは便利だが、管理を怠ると危険。コードを踏みつけず、たこ足配線などもしないでほしい」と訴えた。

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