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 兵庫県内の全地方議員を対象に神戸新聞社が行ったアンケートでは、神戸市会の全69議員から回答があった。県内最高額の議員報酬について、4割以上が「多い」との考えを示したほか、半数が議員定数の削減に前向きな姿勢を示した。一方、約2割の議員が辞めたいと思ったことがあると回答。仕事にやりがいはあるが、家族の負担が重いことなどに悩みながら活動する様子が見て取れた。(統一選取材班)

 神戸市議の報酬月額は93万円で、政令市では横浜市(95万3千円)に次いで高い。県内では県議(84万円)より多く、町議と比べると3倍以上の額だ。

 「議員報酬の額をどう思うか」を選択式で尋ねたところ、「多い」が30・4%、「やや多い」が11・6%で、合わせて42・0%に上った。ただ最も多かったのは「適切」で4割近くを占めた。

 「少ない」を選ぶ議員はいなかったが、3人が「やや少ない」と答えた。理由では「政務活動費の対象とならない活動で出費が多い」「退職金がなく、落選、辞職後の生活が国民年金だけでは厳しい」などの意見があった。

 議員定数は、4月の市議選から4減の65に変更される。政令市では、神戸市に人口規模が近い京都市が67人▽福岡市が62人▽川崎市が60人-となっている。削減すべきかどうかを聞いたところ、「そう思う」(31・9%)と「ある程度そう思う」(18・8%)の合計が5割を超えた。

 議員を辞めたいと思ったことがあるかについても選択式で質問。仕事へのやりがいなどを理由に7割以上は「ない」だったが、2割が「ある」と答えた。

 理由では、家族への負担が大きいことや、プライベートな時間を確保しにくいことから、「人目を気にせず、自由になりたい」との意見も寄せられた。

 「子どもや親族に、議員の仕事を勧めるか」との問いでは、「はい」は5・8%にとどまり、7割近くが「いいえ」と回答した。

 議員活動で最も重視することについても尋ねると、「市民との対話」(35・2%)が最多だったが、県議会など他の議会に比べて「政策立案」(28・2%)の割合が高く、独自の政策提案や提言を行うことへの意欲がうかがえた。

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