挙式を通じて神戸の魅力を発信する「第１３代神戸ウエディングクイーン」の最終選考会が１５日、神戸市中央区弁天町の結婚式場「エスタシオン・デ・神戸」で開かれた。候補者は純白のドレスなどに身を包み、特技や自己ＰＲを発表。審査の末に大学生３人が第１３代クイーンに選ばれた。

　神戸観光局など県内の３団体６５社が加盟する「神戸ウエディング会議」の主催。１３回目となった今回は１０９人の応募があり、１月の書類選考や面接を経て、ファイナリスト８人が決まった。

　この日は候補者の友人や家族ら約６０人が見守った。最終選考会に向け、約１カ月間の「ビューティーキャンプ」に取り組んだという８人は練習を重ねたダンスや歌を披露したほか、優雅な立ち振る舞いで観客を魅了した。また第１２代の３人による卒業ステージもあった。

　９人の審査員とインターネット投票により選ばれたのは、兵庫県立大４年の森田佑菜さん（２２）、大阪教育大２年の小島彩愛（あやな）さん（２０）、近畿大３年の引田遥さん（２１）。今後、神戸市などで開かれるイベントに出演する予定という。

　３人を代表して小島さんは「神戸はさまざまな文化、歴史が混ざっているところが魅力。きれいな建物で行うウエディングの素晴らしさを発信したい」と話した。