神戸

  • 印刷
視覚障害者らが、それぞれの経験を基にしたラップを披露し合った=神戸市中央区港島南町2、神戸アイセンター
拡大
視覚障害者らが、それぞれの経験を基にしたラップを披露し合った=神戸市中央区港島南町2、神戸アイセンター
講師を務めたラッパーの晋平太さん=神戸市中央区港島南町2、神戸アイセンター
拡大
講師を務めたラッパーの晋平太さん=神戸市中央区港島南町2、神戸アイセンター

 「この足で乗り越える障害 光求める一生涯」-。視覚障害者らがオリジナルのラップに挑戦するプロジェクトの発表会が25日、神戸アイセンター(神戸市中央区港島南町2)であった。参加者は人気ラッパー晋平太(しんぺいた)さんのアドバイスを受け、障害とともに生きていく決意をビートに乗せて歌った。

 同センターと連携し、視覚障害者を支援する公益社団法人「ネクストビジョン」が企画。昨年12月からオンラインを含む3回の講座を開き、兵庫や大阪などから10人が受講した。

 パラクライミング日本代表の濵ノ上文哉さん(33)=東京都=は、中学時代に難病の「網膜色素変性症」と診断された。発表会では、当時の気持ちやクライミングとの出合いを「ピントの合わない将来像」「暗中模索に差したる光明」という詞で表現。「緊張したが、思ったことを楽しく吐き出せた」と笑顔をみせた。

 ある朝突然、視力を失ったという男性は「まるで映画やドラマの出来事。もうやめたんだ泣き言」と韻を踏み、前を向いた。障害を隠そうとしていた女性は「見えてるふりしてハイヒール」「守られるんじゃない、守りたい」と、苦悩をマイクにぶつけた。

 最後に晋平太さんが、参加者の思いを受け止めた新作を披露。「みんなたくさんの経験をしていて強く、かっこいい。ヒップホップは声なき声の代弁者で、うまく発信できない人の声を伝えるのがラップの役目だと思っている」と話した。(谷川直生)

神戸
神戸の最新
もっと見る
 

天気(10月27日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 20℃
  • ---℃
  • 50%

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 23℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ